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劇団【Island】の稽古場日記です。 現在はact11『四の五の言わずに恋しろリーマン!』の稽古中!
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はい。
またやって来てしまいました。
Vemです。
最近名前の由来を良く聞かれるけど、その度にジェネレーションギャップを感じる今日この頃です。

いよいよ公演日が差し迫ってきました。
来週には初日、幕が上がっております。
毎回この時期にはなんだか落ち着きません。きっと自分だけではないはずだと思いますが。

さて、本日の稽古は物語の中盤、いわゆるターニングポイントを重点的にやりました。

いやいや、段々と皆いい感じでできてきましたなぁ。
まだまだ頑張りますがね。もちろん。

演出曰く『ドロドロしてきた』そうで。

で、もっと『ドロドロして欲しい』そうです。

そんなわけで本番は役者の『ドロっぷり』もお楽しみください。

ちなみに今日はマキ君が傘を忘れたため(なんでも、彼が傘を持って来ないと雨が降るジンクスがあるそうで。)、危うく雷雨の中を帰るとこでした。

という訳でマキ君、本番は毎日傘を持って来るように。
忘れたら、折檻ね(笑)。




蛇足。

微妙な人気のVemの勝手に妖怪講座。

今回は『妖狐・玉藻前(たまものまえ)』です。

平安時代末期、鳥羽上皇に寵愛された絶世の美女で、正体は白面金毛九尾の狐の変化でした。
鳥羽上皇を呪い殺そうとしますが、正体がバレて朝廷を追い出され、那須野(現在栃木県那須郡)で討伐されるという伝説が残っています。
この地にある『殺生石』は玉藻前が殺される直前にその身を石に変え毒石となったものとして伝えられています。

このお話は歌舞伎などだけではなく漫画、小説等の題材になり晴れて(?)大妖怪の仲間入りをはたしました。
また、国王をたぶらかす妖怪は海外でも伝説があり、中国やインドでも狐の妖怪がその正体とされています。
自分と同じぐらいの世代だと漫画などでそういった話を見る機会はあったのではないでしょうか(『封神演技』の妲己、『うしおととら』の白面の者、など)。

ちなみに稲荷神としてのイメージもある狐霊は様々な種類があり、九尾の狐はここではかなり上位にランク付けされています。
基本的に年を経て霊力を身に着けた狐は尾が別れていって九つまでになり、さらに年を経ると今度は神様になるので、尾が減っていくのだそうです。
また善い狐(あくまで人間にとってですが)と悪い狐とはまた別で区切られています。

今回の関係者で満員を祈願して、お稲荷さまへお参りにいきたいですね。

でわ、来週劇場でお会いしましょう!
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待ってました☆
妖怪の話ってなんか切なくなりますね…人間も妖怪も、生や死に執着している。でもそれが、らしいのかもしれない。
サワーさん / 2008/09/09(Tue) /
雨男です
はい、本番には傘を持ってきますよ。それでも雨降ったら俺の存在自体がいけないということに。
まきさん / 2008/09/09(Tue) /
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