本日21日(水)の稽古日誌はキムラシゲオが担当します。
本日は物語の後半部分の稽古でした。
10日前の通しから比べてみても、
日毎に芝居が出来上がっていくのが演じている側からしても楽しくてたまりません。
もっとこうしたい。ここどんな気持ち?等々、
役者同士のディスカッションも増えてきました。
ネタ部分も色々「遊べる」様になってくるもんだから、
色んな意味で気が抜けません(笑)
もちろん爆弾になる時もありますが…汗
逆に、慣れや形にばかり気に取られ、
中身の薄い(嘘の)芝居にならない様に気をつけなければいけない時期でもあります。
個々の作り込みや経験の差から、
演技力、物語や作品への理解力にもバラつきが出始めているのも否めないです。
やっぱり芝居は一人では出来ないもので、
攻め手と受け手の掛け合いこそ作り上げていきたいと思っています。
大人数のシーンではセリフのない間の個々の感情の流れをしっかり作らなければ、
単にセリフの羅列になってしまい勝ち。
役とは役割。
レシーバーが球を拾いセッターがトスをあげ、アタッカーが点を取る。
シーンの軸になるキャラクター達が周りを引っ張っていかなければならないし、
周りが軸の役者を盛り立てなければいけない。
その為に芝居の嘘を無くし、自分のキャラの感情の流れだけでなく、シーンの流れを深めていかなければ!
もっともっと共演者と作り上げて、演出家に昇華させてもらい、
音響、照明、舞台美術の力を借りて、お客様に楽しんで頂ける作品を作っていきたいなと思った本日の稽古でした。
…でも、やっぱ芝居っていいですね。
皆、本番に向けて頑張ってます。
疲れも溜まってきてますが、キラキラしてます。
うおーし、俺ももっと頑張るぞー!!
以上、キムラシゲオでした。